習い事(剣道)が面白く無いと言い出したら、どう切り返すか

剣道

長男が小学校2年生から習い始めた剣道、最近めっちゃ嫌がってる。。

今年一番はじめの年始の練習で、はじめて号泣して行くのを嫌がった。
車には乗ったものの、稽古のある小学校前で「絶対オレは行かない!」とすごい剣幕で車の3列目の隅っこにへばりついていた(笑…)。

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防具(あの鎧みたいなやつ)を去年の夏からつけはじめて5ケ月。
それなりに防具での練習にも慣れたかわりに練習も厳しくなってきていている。

試合も2度出たけど、まだ勝つどころか一本も取れず。
試合では、同じ学年同士が戦うことになり、どうしても幼稚園くらいから習っている子と、つい最近防具を付け始めた長男の差は歴然。

そんな中、我が子ながら、よくここまで続いているなとは思う。(今で1年半続いている)

あんまり無理強いもしたくないし、かといって、稽古場の目の前まで来ているのに、ここで引き返すのもアホらしいし、
(実は、年末に稽古場前まで来たのに、旦那の優しさでその日は練習行かず外食に行った日があった。苦笑)
なんせ、年のはじめの稽古に行かないって、後々引きずるんじゃないか?!と思い、私は心をいや、顔も鬼にして、怒鳴りながら車の3列目に隅っこにいる長男を思いっきり車から引っ張り出そうとした。

すると、どれだけ抵抗しても行かされると観念したようで、泣きながら用意をはじめ。。
こっちは怒鳴りながらも、心では頑張れ〜と泣きそうになったし、そこまでして行かせる意味もあるんだろうかと短い時間に自答自問。

結果、稽古には少し遅刻したものの、最後まできちんとこなし、稽古中の待ち時間は仲の良い子とおしゃべりしたり、稽古後は新年はじめの練習ということで、豚汁がふるまわれて(長男の大好物)、お菓子ももらい、ご機嫌で帰宅しましたとさ。。。

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今回は年末年始を挟んだり私用で休んだりして、長い休み明けだったので余計に嫌になったのかもしれない。
「連休明けの出勤」と一緒な感じなのかもしれない。
とくに冬の体育館での裸足の稽古は、見ているだけで寒そうで、剣道の稽古が楽くてしょうがないわけでもなく行きたくなくなるのも気持ちはわかる。

でも親のエゴかもしれないけれど、結果的には行かせて良かったなと今では思ってる。
多分、また近いうち同じような事があるのかもしれない。

絶対に何が何でも剣道を続けて欲しいという気持ちは私にはないけれど、でも、ここまで頑張ってきたのだから、楽しい!と思えるちょっと先までは続けて欲しいと思う。

一番はじめに楽しい!と思ったことが最後まで楽しいこともあると思うけれど、はじめは、それほど興味が無かったり面白くないことが、続けるにつれて、知るにつれて、どんどん楽しくなることってたくさんあると思う。
いや、人生そんなことばかりじゃないかな?

私の仕事だって、まさか超絶パソコンオンチだった私が、macでWEBデザイナーなんてしてるし、音楽もmacで作る(いや、最近はmacで作ってないけど)。
子供なんて全然かわいいと思ったことがなかった独身時代だったけど、我が子のかわいいことといったら。
ピアノは5歳からはじめたけど、10歳くらいまで全然面白くなかったけど、弾きたい曲が弾けるようになって好きになった。
料理は全然得意じゃないけれど、美味しく出来たら、もっと美味しく作れるように頑張ろうと思える。

なんというか、大げさに言えば、自分の可能性を決めつけないで、続けられるなら続けてほしい。
もし将来辞めてしまっても、続けた事はきっと力になるはず。

ただ、週2回の稽古さえ時間がもったいないと思うような打ち込みたいことが見つかったときは、ねちょねちょ言わず応援したいなとは思います。

「剣道面白くない」と言われたら、私の経験もまじえて「続けてたら、面白くなることもある!」ことを伝えて、「他にやりたいことが見つかったら、そっちに集中してもいい」と切り返し続けよう。

子供が習い事辞めたいって言い出したら、親である私が心にとどめておきたい言葉

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