完母も完ミも経験した私が思うこと

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今日はちょっといつもと趣向を変えて、いつか書きたいと思っていたことを書きます。

長男が9歳、次男が3歳。どちらも健康で元気に育っています。
長男は完全ミルク(ミルクだけで)、次男は完全母乳(母乳だけで)で育ちました。

完全ミルクで育った長男と、完全母乳で育った次男の話を、覚えているうちに書いておこうと思います。

以下、完全ミルクを「完ミ」、完全母乳を「完母」と書きます。

完ミで育った長男

今から9年前、長男が生まれた時、私は妊娠中毒症というやつで、血圧が上は200近くあり、出産直後も下がる気配がなかったので、血圧が上がる母乳はやめておこうという先生の判断で、母乳を出ないようにする薬を、出産直後(詳しく書くと、出産の翌朝)に飲みました。

朝、明るい部屋で、看護師さんが見届ける中、薬を3錠飲む光景は今でも覚えています。
他の薬は、飲んでおいてくださいという感じだけど、この母乳を止める薬のときだけ、飲み終わるまでしっかり看護師さんが横にいました。

多分、この手の薬は見ておかないと、飲んだふりする人もいるんだろうな。
飲まないで母乳を与えて、万が一血圧がこれ以上高くなって、取り返しのつかないことにもなりかねないので、看護師さんがしっかり見ていたんだろうな。

そのとき、母乳が、今後一切、生まれた自分の赤ちゃんにあげられないことは、その時あんまりきちんと考えられず(そんな考える時間も与えられている状況じゃなかった)、「仕方ないな。私がどうかなったらその方が大変だ」と思ってやり過ごしたけど、その後の、実母の「そうか。それは可哀想だね」と言われたことと、義母からの「○○ちゃんは(当時1歳の別の孫の名前)、ミルクは一滴も飲んでなくて、母乳だけで育っているから元気やで〜」という言葉に、

「母乳をあげられないことは、一般的には可哀想なことなのだ」

と、初めて知りました。
おそらく、実母も義母も、それほど深く考えて言った言葉でもなく、単にその時に思った言葉を、産後すぐの私に言っただけなのだと思う。

私は出産前にも、ろくに育児雑誌など読んでいなくて、母乳とミルクの違いや世間的にはどうなのかとかも気になってなかったけれど、その言葉を聞いて、後で1人で泣きはらした覚えがある。

そして、完ミ生活がはじまって、夜中にどれだけ眠たくても、体を起こしてお湯とミルクを混ぜて、お湯の温度を確認して飲ませる、という生活がはじまりました。
夜中何度も起きて、その度にミルクを作って、ミルクを作っても飲まないときもあるし、時々冷ますのが足りなくて、熱い思いをさせてしまったこともあった。
外出も、携帯用のお湯とミルクも持参。
ママと赤ちゃんの集まるベビーマッサージのサークルでも、合間の休憩時間、みんなおっぱいで私だけミルクの準備とかもありました。

(今だから思うけれど、薬で母乳を止めても、産後1ケ月くらいしたら血圧も下がっていたので、それからでも母乳を初めたら良かったのかもしれない。もしこの時の私と同じような人がいて、悩んでいたら産院や助産師さんなどに一度相談してみてください)

完ミで大変だったのはミルクを作ることじゃなく、身内の言葉

当時は、そんな言葉もあり、母乳をあげられないことにとても引け目に感じていました。
幸い、周りのママ友で、私の「ミルクだけ」のことに必要以上に聞いてくる人もおらず、聞かれたら、妊娠中毒症で血圧が下がらず母乳があげられなくなったと話せば、大変だったねと言ってくれる人も多く、そういった意味では嫌な思いをしなかったので、本当にあの時仲良くしてもらっていたママ友には感謝したいなと思っています。
(普通に考えたらそういう反応がいちばん一般的なのかもしれない)

ただ、愚痴になってしまうけれど、1歳半違いで、孫がいた義母には「○○ちゃん(1歳半違いの孫の名前)は、ミルクは一口も飲んだことが無いから体も丈夫で元気だ」と、帰省するたびに言われ、帰省先でミルクを作ると、「大変だね、母乳は出ないのか」と言われ、本当にあの頃、夫の実家に帰省するのが嫌だったな。。
(実際は、「その孫」がミルクを一口も飲んでないわけはなく、「その孫」が生まれた産院は、母子別室だったので夜は看護士さんがミルクを与えているはずなんだけど。)

義母は思ったことを単に言っているだけなのだろうけど、はじめての出産で、慣れない義実家で自分の子と他の子をそういう比べ方(比べているわけでは無いのだろうけど)「ひどすぎる」と思ったものです。

「自分と人を比べて、自分の幸せを感じる」人にはなりたくないとその時心底思いました。

長男は1歳8ケ月までミルクを飲んでいて、保育園入園を機にミルクを卒乳。
夜は泣いたけど、ミルクを作らないというのは簡単で、こちらも諦めがつくので、息子もはじめは泣いていましたが、2,3日でミルクを欲しがることもなくなりました。




完母で育った次男

そして、今からまだ1年と少し前までおっぱいを飲んでいた今3歳の次男。(はぁ、懐かしい)

次男の時は、妊娠中も妊娠中毒症どころか他に何か異常なこともなく、いたって平穏な妊娠生活を楽しみました。
長男のときに苦しんだ「むくみ」も一切なく、常にだるくて、少し歩くと目が回りそうだった長男の時の妊娠が異常だったことを次男の平穏な妊娠ではじめて知りました。
出産後、1週間で10キロ以上体重が減ったり、産後半年経っても傷が痛かった(帝王切開でした)のも、普通じゃないことも知りました。

完全母乳と言いましたが、産後2ケ月くらいまでは、ミルクも併用しました。
産院の指導で、入院中から必ずミルクを足すように言われました。(よっぽど出る人はどうかわかりませんが)

長男も完ミで健康に育っていたので、別に完母にこだわりもありませんでしたが、産院に義母が来たとき、哺乳瓶を見せるのが本当に嫌だったな。
確かこの時もあの言葉を言われたっけな。「○○ちゃんはミルクは一口も飲んで無い」と。
だから、産後直後にその言葉はやめてくれと、何度心の中で叫んだことか。

自分で考えて決めることの大切さ

それから数ヶ月経って、自然と完母になり、恒例の義実家に帰ったときのこと。
母乳を与えていると、新聞の切り取りがあって、ちょっと嫌な予感がしたんだけど、「これ読んでおき」と義母と義父から渡された切り抜きは、

「母乳だけだと栄養不足になる可能性。ミルクも足すように」

といった内容の新聞記事だった。

笑顔で気をつけます、か、読んでおきます、か言ったけれど、本当にもう人の言うことに振り回されることほど、無駄なことは無いとその時思いました。

もちろん、身近な人からの情報って貴重なものがたくさんある。クチコミとか、身近な人だからこそ信用できる。

でも、最終的には「自分にとって何がいちばん大切か」と決めることって大事。
人がどう言おうが、自分でどう考えて行動したことだけが、結局は後悔しないことに繋がるんじゃないかと思う。
人のことをあーだこーだ言う人は、多分これまで自分で決めて来れなかった人なんじゃないだろうか。


あれ、なんか話が飛躍してしまったけれど、本当にその時はなんで義母はそんなひどい事を言うのだろうと思った。(顔には出しませんよ)

多分、義母と義父は孫の健康を思って良心で目についた新聞の記事を切り取って渡しただけだろう。
「長男のときは、母乳母乳って言ってたのにね〜」なんて私が言えたら良かったのですが、そんな口調ができるわけもなく。




2歳になる直前までおっぱいを飲んでいた長男でしたが、2歳になる数ヶ月前から、夜、おっぱいをくわえていないと目が覚めてしまうようになり、1時間に1回くらいで泣いて起きて私も次男もヘトヘトになり、こんなことなら、母乳をやめた方がお互いのためかもしれないと思い、意を決してクリスマスイブの前日に断乳しました。

あの時のことは忘れられないな〜。今では私と次男のすてきな思い出です。

完全ミルクでも完全母乳でも健康に育つ

いろいろと書きたいことをそのまま書きましたが、どっちでもちゃんと見ながらあげていたら元気に健康に育つ!

将来、自分の息子が結婚して子どもが出来て、もしこういう事で悩むことがあったら、どっちでも応援できる。もちろん混合でも。
年を取ると、言葉の選び方が雑になってしまうのかもしれない、と思ったりするので、こうやってブログにして肝に命じておこう。

正直、ミルクか母乳か気になるのは、はじめの数年で、その後の食事のメニューの方がよっぽど大事だと思います。
しかも、そっちに気を使う方が何倍も大変!

だいたい、自分の夫が母乳で育ったか、ミルクで育ったかなんて気になる人いる?私なら聞きたくもないって思う。(笑)

というわけで、書きたいことを書いて乱文のまま終わります。
長文読んでいただき、ありがとうございました。

近いうちに、完全ミルク、完全母乳のそれぞれのメリット、デメリットを実体験に基づいて書こうと思います^^
ついでに、覚えているうちに書きたいので、次男の断乳についても書く予定です。
(興味ない人、すみません)


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