子持ちあるある?「閉め出し」。2歳の息子に玄関から追い出されてしまった話

子持ちあるある?「閉め出し」。2歳の息子に玄関から追い出されてしまった話

ゴールデンウィークの最終週末、旦那の両親と甥っ子が家に泊りに来ることになり、めったに掃除しない玄関ドアを掃除した時でした。

玄関のドアを閉めて、外からドアを拭き始めたその瞬間、
「カチャリ」
と、ドアの締まる音。
一瞬固まってしまった私。
2歳3ケ月の次男が玄関前(家の中の方の)にいた。

「これって閉め出し!!」

心の中でビックリマークが並ぶ中、とりあえず、落ち着いて、もしかしたらまた息子が鍵を開けられるかもしれないと思い、

「鍵しまっちゃったよ。開けられる?」
「もう一回鍵回せるかな?」
「ママ入れないから、開けられるかな?」

などと話かける。回すだけじゃなくて、ちょっとした突起を押しながら回すという2歳児には難易度が高い鍵。
多分3分くらい様子を見たけれど、このままでは開けられない事に息子が気付いて、そのうち泣き叫ぶのも時間の問題だったので、とりあえず旦那に連絡しようと思った。
こんな時に限って、旦那と長男は大阪の南の方の旦那実家に。車で即帰ってきてくれたとしても2時間位かかる。

パニクりそうになりながら、「ガスは止まっている」「危ないものは手の届くところに置いてない」など家の中の様子を思い出す。

とにかく、旦那に連絡しなければと思ったけど、スッピンで玄関掃除をしてた私は、携帯電話なんて持ってなくて、旦那の電話番号もうろ覚え。
血の気が引きかけたけれど、旦那の電話番号を知っているマンションの知り合いは、1人だけだったので、その友達の家に猛ダッシュ。
エレベータで昇るだけだったけど、すごく長く感じた。。。
で、土曜日のお昼間に、その友達は不在。仕方が無い。
もう一度、階下の我が家の前に、ダッシュで戻り、玄関越しに次男の様子をうかがう。
まだ泣いてない。声をかけると、「ん?んー」と玄関前で何やらガチャガチャやってくれている(涙)。

「ママ、ちょっと管理人さんのところに行ってドア開けられるか聞いてくるから待っててね!」
管理人さんという単語は多分知らないだろうけど、話かけて1階のマンションフロントに猛ダッシュ。

その後の流れは、長くなりそうなので箇条書きします。

1.

マンションのフロントへ猛ダッシュ中、知り合いのママに会う。
メガネもしていなかったので、かなりガン飛ばしながら、知り合いのママであることを確認し、「閉め出し」にあっていることを話すと、
「うちもやったことあるで!とりあえず、隣りの家の人がいたら、入らせてもらってベランダを超えたら、何とかいける!」
「ベランダの鍵が開いてなかったら、、、。玄関のドアの鍵より、ベランダの鍵の方が開けやすいかも」
などと、落ち着かせてくれつつ、経験談話してもらい、かなり心強かったです。
さらに、スマホを借りて、うろ覚えの旦那の電話番号をかけさせてもらったけど、旦那出ず。
(もしかしたら番号間違っていたかも。。お借りしたママに、折り返し電話無かっただろうか。。)

2.

フロントの近くまで行っていたので、まずフロントに行ってから隣の家に声をかけようと思い、フロントへ。
フロントの方に話しても、鍵は無いのでドアを開けることは出来ない(そりゃそうだろう)と言われる。

3.

フロントで電話を借りて、私の実家に電話(さすがに実家の家の電話番号は覚えている)して、旦那の携帯と旦那実家の電話番号を聞く。

4.

フロントの電話から、旦那携帯にかけて繋がる。
閉め出しを報告し、すぐ帰って来て欲しいと要請。この日、前日から旦那と長男は旦那実家に泊まっていて、今日一緒に旦那両親を連れてうちに遊びに来るはずだった。
旦那実家、みんなで騒然としているのが浮かんで、それに血の気が引きかけた。

5.

2時間後には何とかなる目処はついたけど、状況を理解できない2歳児の2時間は可哀想すぎる。
家に戻り、玄関越しに様子を伺うと号泣している。無理もない、多分15分近く、この状況。

「ママここにいるから大丈夫だよ!」
そうだ、玄関で待たせる必要は無いんだと思って、「iPadしてていいよ!」と言うと、ダダダ〜とiPadのあるリビングに走り去る音がした。良かった、好きな動画でも見て、少しは落ち着いてくれるかな。

6.

隣りの家に助けを求めた。両隣りいるけれど、迷わず、普段から顔見知りで気のおけない方のおうちをピンポンする。

7.

旦那さまがインターホンに出てくれて、友達である奥さんはお仕事で不在でもう少ししたら帰宅するとのこと。
「ベランダ越しに、防災扉飛び越えさせてもらったら、何とかいけると思うんです」と説明し、旦那さま、かなり心配そうでしたが、おうちにお邪魔させてもらい(本当すみません)、
脚立をお借りして、飛び越えさせてもらいました!
飛び降りる時、一瞬行ける高さだろうか?と思ったけど、ベランダ越しに、ソファーでiPadを落ち着いて見ている我が子が見えて、ほっとしつつジャンプ。無事着地。

8.

ベランダのドアが開いていて(ありがとう、ズボラな私)、次男を無事確保できました。
すでにiPadに夢中になっている次男は、私の顔を見ても大きな反応もなく(苦笑)iPadに釘付けでした。。

9.

次男と2人、お隣のご自宅へ平謝り。(次男は悪くない)

10.

閉め出しは解決した事を、旦那始め、お世話になったママやフロントへ連絡。

—–

閉め出しにあってから、私が家に入るまでは多分30分程度。
思ったより早く解決して良かったです。これ以上かかると本当に私がパニックになりそうでした。

よく周りでこの閉め出しは聞いていたけど、まさか自分もなるとは。ほんの一瞬って、ほんまにほんの一瞬でした。

そして、今回のことで心に刻んだのは、

  • 旦那の携帯電話番号は暗記しておく。
  • 一瞬でも家を出る(玄関先でもベランダでも)時は、ガスは絶対に消しておく。
  • 家の中でも最低限の格好をしておく。パジャマじゃなくて良かったよ。。
  • 次男に鍵の開け方を遊びの延長で教えておく。(3歳くらいになったらわかるようになるだろうけど)
  • 隣りの人が、普段お話ができるようなお友達で良かった(ご迷惑をおかけしました)。もう片方の隣りの方とは全く交流がなく会う事もほとんどありません。

—–

ちなみに、もし、両隣りの家が不在の場合は、おそらく消防に電話になるかと思います。
うちのマンションの場合は、鍵だけをつぶすというのは難しいらしく、玄関のドアを壊して(!)開けてもらうことになるそうです。
一体費用がどれくらいかかるのだろうか。
もしくは、ベランダ側からはしご消防車で開けてもらう方法でしょうか。(あくまで私の推察です)

肝に命ずため、今日あった閉め出しのことをブログにしました。

そもそも、旦那両親が家に来るからと普段めったにしない玄関のドア掃除をしたことが発端だったりするので、慣れない事はするもんじゃないですね…。(って違うか。)

小さなお子様がいるみなさんも、本当に気をつけてください。。

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