ちきりん著『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』を読んで


これは、あるところに2年ほど前(2013年)に寄稿したプロブロガーであるちきりん『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』の推薦文です。

推薦文ここから↓
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不景気が長く続く日本。「正社員」がある種のステイタス。そういう風潮が私の周りにも何となくあります。

本書では、IT化、グローバル化、少子高齢化による働く期間の長期化について触れ、様々な価値観のもと自分らしく働くことの重要性、必然性を提起しています。
人生の約半分である40歳くらいでの転職、天職を見つけることを提案し、また、IT化が進む中で「大組織から個人へ」パワーシフトがなされ、一個人が大企業ほどの力を持ち発進力を持つことを指摘しています。

著者が提唱する「未来の働き方」とは、組織に頼るだけではなく自分の頭で考え、行動できる人になろうということ。サラリーマン、公務員を否定しているわけではありません。働く期間の長期化が予想される未来では、組織に所属していても自分で問題提起・解決できる能力が無ければ、何十年も仕事をしても組織から離れると何も残らない現代の働き方に著者は警鐘を鳴らしています。

私の話になりますが、息子を出産し育児休業を取得した後、復職したものの、週5日勤務、長期休暇は年末年始と夏期休暇の一週間程度。この先一生この会社でこの仕事を続けていくのか?何より、子どもとの時間をこんなに割いてまでこの仕事を一生私はしたいのだろうか?と毎日悶々としていた時期がありました。

そんな時、東日本大震災が起こりました。この震災をきっかけに、今本当にやりたい事、大切なものは何か、それらを我慢してまで将来に蓄えるというのは本当に意味があるのかと真剣に考えさせられました。それまで、働き方に不満を持ちつつも「老後にもらえる年金が多い」「旦那に何かあっても私が正社員であれば少しは安心できる」など、ある種の「正社員」のステイタスに後ろ髪を引かれ、新しい働き方を模索するということから目を背けていました。

しかし、あの震災が自分自身と深く向き合い、今本当にやるべき事、大切にしたい事を考えるきっかけを与えてくれました。その後私は一念発起し、柔軟な働き方ができ、責任も増える分やりがいも感じられるフリーランスでの仕事をスタートすることを決意しました。

社会が激変する中、未来の働き方は十人十色。20歳で決めた仕事を一生することが安全で安泰だったのはもう過去の話です。自分らしく楽しく生きていくため、年齢を経ても何がしたいのか、大切なのかを考える必要性を提起し、未来のワークスタイルを後押ししてくれる本です。

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる
ちきりん
文藝春秋
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