あなたとあなたの旦那さん(もしくは奥さん、彼、彼女)と性格は似てますか?それとも似ていませんか?
うちは、全くの正反対です。
私は、しゃべるのが苦手。
旦那は、永遠に話せる。
私は、1人で何かをするのが好き。
旦那は、何かと人を誘いたがる。
私は、右脳派。
旦那は、左脳派。
私は、まず体験することからしたい。
旦那は、道具から入る。
私は、新しい店(場所)に行きたい。
旦那は、いつもの店(場所)に行きたい。
私は、結論だけ知れたらいい。
旦那は、過程が大事(らしい)。
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と、まあ、お互い理解できないことも多々ありつつ、じゃあ2人でやっている仕事はどうなんよ?
と思われそうですが、そこに関しては、私はWEBの表面を作るデザイナーで、旦那は中身のプログラムを作るという完全分業なので、このあたりはちょうど良いとは思っています。それがうちの強みでもあります。
ただ、仕事でも、
旦那 「指定ないから、適当に文字まわりの隙間、修正しておいたわ」
私 「え、この文字まわりの隙間、狭すぎ!ありえへん。考えたらわかるやろ!」となったり、
私 「このスライドショーの部分、もっとこういう動きがしたいねん」
旦那 「いや、今更、それ言われてもムリ。考えたらわかるやろ!」
ということも多々で、価値観の違いではなく、もっと根本的な脳ミソの造りが違うんじゃないかと思います。
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で、独立すると、やっぱりサラリーマンの時と比べて、圧倒的に収入も不安定になるわけで、良い時もあれば、悪い時もある。
悪い時に私は、「どうする?新規で新しい仕事取らなくていいの?」と言うのだけど、
旦那は「そうやなー」と、他人事。なんなら寝る時間が増えるばかり。
寝るくらいなら新しい技術の習得とか、今したらいいんじゃないの?!と思ってしまう私。
焦って何か行動をしようとする私に比べて、旦那は特に変わらず。何なら「何に焦るってるん?」と不思議そうに聞いてくる。
この人、すげーな。
馬鹿にしているわけではない
どうやったらこんな風に育つのか、義理の母に聞きたい。いや、義理の母も父も、結構保守的な考えのように見えるし、旦那の兄は公務員。
でも、よく考えると、旦那が仕事辞めると伝えた時も、それほど特に大きな問題にもならなかったっけな・・・。
こんなに能天気、否、おおらかな旦那に育ったのは、少し田舎の地主(?)で余裕のある生活をしてきたからか?
私の実家はというと、縁もゆかりも無い土地で団地暮らしでせっせこ細々と自営してきたから、私がこんなチキンなハートになってしまったのか・・・。
と、出生の違いまで、思い至るのでした(苦笑)。
いや待て、実は旦那がよく寝過ぎるのは、実は本人は気付いていないだけで、独立したことによる精神的な疲れとかストレスで、寝ることで正常に維持しているのか?
とまで、考えたり。(笑)
(「旦那 寝すぎる」で検索すると、たくさん同じような境遇の人がいて、ホッとしたというか笑えてしまいました・・・でも腹立つよね〜)
なんだか、考えることが、あほらしくなって来た。。
思えば、性格が似ている人なんてこの世の中いないよね。
ただ、「常識」と思っていることが、「人によって違う」ということだと思う。
「自分の常識は他人の非常識」とか言うじゃない?
どんな場合でも、焦らず対応できるのが旦那の良いところでもある(ぐっと奥歯を噛み締めて言う)。
結論、私が焦っても仕方無いので、旦那のテリトリーである私の右脳で処理できない実務的なこと、理論的なこと、営業的なことを、任せちゃえばいいんだ。
で、私は私がしたいこと、得意な事に集中したらいい。
とりあえず、旦那をギリギリまで信じてみよう。それしかない。涙。
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追記(2016年6月)
このブログを書いてから、1年。
旦那は着々と問い合わせがあったお客様から信頼を得て、ほぼ100パーセントの確立でお仕事を頂いています。
実質的な営業活動はせずとも、ホームページからのお問い合わせと、ご紹介などで途切れることなくお仕事をさせて頂けています。
宝塚の商工会議所の創業プレセミナーで、主人が先輩起業家としてお話する機会まで頂けました。
旦那をフォローするわけではないけれど、この記事を書いたときは、まだ次男も保育園に通っておらず、夜の授乳も頻繁で、その中で時間を捻出して仕事をしていた私は、余計に旦那にイライラして、こんな記事を書いたのかなーと今になっては思います。(あの頃、よくやってたよ、私)