会社ではじめて育児休業を取得した旦那の話Part2、パパ育休のメリットデメリットについて

会社ではじめて育児休業を取得した旦那の話Part2、パパ育休のメリットデメリットについて

前回、主人が勤めていた会社ではじめて育児休業を取得した話を書きました。

育休男子.jpの方から、twitterでリツイートなんか頂いて、とっても嬉しいです。

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昨日、日曜日にユニクロに行ったのですが、パパが抱っこひもつけて、赤ちゃん抱っこしている確立高っ!!
30代前後っぽいパパは、ほぼほぼそんな感じでした。
うち夫婦(40代前後)が30代前半のとき、そんなんじゃなかったよな〜。
その頃は、抱っこひもをつけているパパって結構まだまだマイナーで。

世間ってやつは、10年足らずでこんなに変わるんだよね。
さらに10年経ったら、どうなってるだろう?パパも育休必須、小さい子供がいる家庭は、残業無しとか普通になっていてもおかしくないかもしれない。

前置きはこのへんで、うちの旦那が1ケ月育休を取って感じた、パパの育休のメリット、デメリットについて。
(そもそも、旦那のタイプによっては、家にいることでストレスになる家庭もあるかと思いますが(笑)、それはまた別の機会にでも・・・。)

育休パパのメリット

・一番大変なときに一緒に子供を見られる

産後は、体だけでなく精神的にもホルモンが激変するとかでママは辛い状況。
さらに夜中の頻繁な授乳で、睡眠もまとまって取れずイライラ。
そんなときに、パパが側にいて、大変な状況を知ってくれて(知ってくれるというのが実は重要だったりする)、お風呂やオムツ交換、ミルクなど手伝ってくれたら、産後クライシス(「産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む状況」。NHKの情報番組が作った造語らしい。)も乗り越えられる!

・とにかく、ちょっとしたことをお願いできる

毎日の生活はちょっとしたことも集合体のようなもの。
・ちょっと掃除機をかける。
・ごはんを炊く。
・洗い物をする。
・洗濯ものを干す、たたむ。
・長男長女がいる場合は、そちらのお世話など。
この、ちょっとした事を誰かに頼めるのと、誰にも頼めないのとでは、一日の疲労が全然変わってきます。
数日や1週間なら頑張れても、これが何ヶ月も一人で抱えてしまうなら、本来なら感じる必要のない孤独感とか無力感とか、可愛いはずの赤ちゃんも可愛くなくなってしまうという悪循環が始まってしまいます。

・長男の幼稚園の送迎をお願いできる

パパの育休がいかんなく発揮されるのは、次男/次女誕生かもしれません。
上の子が、幼稚園・保育園に通っている場合、産後の送迎ってとても大変です。
毎朝、自分の支度をして、朝方ようやく寝た赤ちゃん起こして服着せて、上の子の世話しつつ、徒歩なりバスなり自転車なりで園まで送る。。。(うちは、住んでいるマンション下まで園バスが来てくれるので、その点は本当にありがたかったですが)
うちは、上の子が幼稚園卒業する3ケ月ほど前に、次男が生まれたので、言っても幼稚園の3ケ月弱程度の送迎でしたが、はじめの1ケ月を旦那にまかせることができ、本当に助かりました。
もう1ケ月は同じマンションのお友達のママに頼みました。身内だけでなく、身近な人に助けられるのって、子供の小さいときは本当に身に染みます。

・パパの家事力が上がる

もともと、家事は一般的な男性よりはする方だと思うのですが、これを機会に少し料理のレパートリーが増えました。
クックパッドで検索すれば、その通りにすれば何でもできることがわかったみたいで(笑)、私が仕事が忙しかったり、気が向いたら今でも料理をしてくれます。

育休パパのデメリット

・育休中は給料が減る

当然です。仕事してないのですから。そこは納得のデメリット。

・ご飯が微妙。。

基本的に、ほとんど私がご飯を作っていたので(多いと思いますが)、いきなり毎日ご飯を作れと旦那に言っても無理です。
旦那のレパートリーとしては、鍋かパスタか、オムライスか、チャーハンか、唐揚げか・・・といった感じですが、仕方ない十分です。。
まず野菜を切るのが面倒らしく、そこだけは私がするとか、効率が良いのか悪いのか。。
でも、慣れてくれば少しずつレベルアップしてきます。

・実母が手伝ってくれなくなった

産後、パパがいることで、実母が手伝えることがあまりなく、結果、その後もほとんど孫の面倒を見なくなりました。
笑い話みたいですが、本当にそうです。
実母は車で来れる距離ですが、長男のときは、よく家に来て寝かしつけや、オムツ交換、遊び相手をしてくれたのですが、次男のときは、産後一か月、旦那が家にいるので手伝うこともあまりなく、それが旦那の育休が終わって、次男は今2歳ですが、家に来ても今でもほとんど実母は次男の世話をしようとしません。

きっと、最初の数ヶ月、育児をせずに終わったパパってこんな感じで、それ以降も育児、家事が他人事になってしまうのかも。
何でも最初って肝心だなと実母を見て思いました。

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パパの育休まとめ。そもそも、残業無しとか在宅勤務ありとかでも助かる

正直、パパが育児休業を取ることのデメリットはお給料面くらいでしょうか。

でも、あえて言うなら、目指すところは、職種によっては自宅でも仕事できたり、電話の応対はできる場合もあるので、完全にその期間お仕事を休む育児休業は難しくても、例えば、週3日勤務とか、平日朝だけ自宅で仕事しますとか、そういうのが出来ると一番良いのかも。
「育休」じゃなくて「育短」みたいな。
その方が、気軽に育休取りたいと言えるし、現実的なのかもしれないと私は思います。
中小企業だと、一人の人の役割がとっても大きかったりするので。

ママの働き方にも言えるけど、週5日、朝9時〜18時(+残業)ってルールをもうやめてしまって、働けるだけ働く、自宅でできる作業は自宅でもOKってもっと柔軟に働き方が変われば、いろいろなことが解決する気がする。

働き方が柔軟になるには、ただ単にそこで数年働いていたから給料が上がるとか、上司が帰らないから帰りにくいとか、結果が出せなくても、まずは出社するだけでOKみたいな、甘いことは言えなくなるんだろうけど。

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