子供が習い事辞めたいって言い出したら、親である私が心にとどめておきたい言葉

小2の息子が今年の7月から剣道を習っている。

それまで習い事らしい習い事をしていなかった息子ですが、小さいうちからしないと身に付きにくい事もあるし、男の子だから運動の1つや2つはさせたいという気持ちで、剣道をさせることになった。

「させることになった」と書くのは、父親の習わせたいという気持ちが強く、本人は半泣きで嫌がっていたんだけど・・・。

「何でもやってみたい事、言ってみー。試しにやってみたらいいねん」と長い期間息子に話していたけど、結局息子は「オレは何もしたくない」の一点ばり。

 

もともと、新しい環境や新しい事をするのが苦手な息子。

けれど、親が言うのも何ですが、慣れてしまえば意外とスムーズに進んでいるのをこれまで見ているだけに、
とりあえず「半年だけ剣道やってみよかー」と「半年の期間限定」で勧めたら何とか納得。

 

 
(習い事としてはちょっとマイナーな剣道を選んだのは、旦那が小さい頃から長い間やって一応初段を取っているから基本くらいは家でも教えてあげられるだろうとことと、息子の性格的に個人でするスポーツが合いそうということ、武道なのでちょっと気弱な息子も少しは精神的に強くなれるかなとも思ったり。)

で、剣道を始めた肝心の息子の様子は、練習の回数が増えるうちに、割と楽しんでいるようで、家でも素振りや型の練習も旦那と楽しそうにやっていたこともあるので、きっとこのまま防具を付けられる頃まで(通っている道場では防具を付けられるまで1年位かかる)は嫌がらずに習ってくれるだろうなーと思いきや、

 

「オレ、防具いらん。だって半年で剣道辞めるから」

 

そうだった。。。変なところで初志貫徹な息子。
こうと決めたら、なかなか考えを変えないんだよな。。
今の時点で3ケ月。あと3ケ月でまた気が変わるかしら。。。

 
—–
 

そうは言っても、無理矢理させても習い事なんて結局続かないし、嫌々しても身に付くものも身に付かない。
結局、自分がしたいこと、面白いと思うことしか続かない!自分がよくわかっているじゃないか。
けれど、やってみてから面白さがわかることもある。これも40年近く生きていたらわかる。

 

私自身の話になるけど、5歳の頃から高校3年の大学受験がはじまるまで、ピアノを習っていた。
習い出したのは友達が習っていたからという子供らしいきっかけ。
でも3回目のレッスンくらいにはすでに嫌になってた記憶がある。
そして、練習が嫌いで小学校5年生くらいまでは全く練習せずに、とりあえずレッスンには通っていた。

でも、小学校高学年くらいから、自分が弾きたいと思う曲を弾けるようになって、自分で弾きたい譜面も選ばせてくれるようになってそこから進んで自宅で練習をするようになった。

気付けば今でも弾きたいと思えるほどピアノが好きになっている。
きっとおばあちゃんになっても、ピアノは好きでいられると思う。

そのピアノがきっかけで音楽が好きになり、音楽を作る学校に通ってそこでMacに出会い、パソコンやデスクワークが大嫌いだった私がめぐりめぐって現在、ホームページを作る仕事をしている(しかも夫婦で)。

 

前置きが長くなりましたが、子供が習い事辞めたいって言い出したら、親である私が心にとどめておきたい言葉。

  • 嫌なら無理にしなくていいけれど、それが後々好きになることもある。好きになるには努力が必要なこともある
  • 一つのことを長く深く学ぶことは、他のことにも通じる
  • なんだかんだ続けられたら、それは人生で大きな経験になる

 

なんか、説教臭くなりつつ、今日はこれで終わります。

関連記事

習い事(剣道)が面白く無いと言い出したら、どう切り返すか

息子が剣道はじめて2年。初の一勝。習い事としての良さや特徴を書いてみる

スポンサーリンク

気軽にフォローしてください♪