子どもがゲームをやり過ぎるのは本当に悪なのか?

任天堂のスイッチのスプラトゥーンにはまっている、我が家の長男(10歳)と次男(4歳)。あと夫。

男子ってどうしてこうもゲームが好きなんだろう。
ゲーム時間は1日1時間とか決めている家庭が多いのかな?

我が家の場合は、いつからか時間制限を設けていない。
ぶっ通しでやり過ぎていると感じるときは、声をかけて休憩するなりさせているけど、多分割とやらせている方な気がする。

我が家の2人の子どもには、小さい頃からiPadも与えていたし、YouTubeもセキュリティの設定はしているけど、関連動画からどんどん動画を見ている。

ただ、言い訳がましくなるけど(言い訳がましくなるのは、どこかでゲームやらせ過ぎるのってどうだろ。。と私が思ってるから)、まだ個室でゲームをやらせたり、iPadを見せるというはやっていなくて、私が常にいるリビングでさせているので、なんとなく今何をやっているのか音や子どもの反応でわかる。
あと、長男の場合は、習い事で週の3日間は、夜8、9時くらいまで帰って来ないので、毎日やり放題というわけでも無い。
(ほんと、言い訳がましい。)

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こんな記事を見つけた。

今年はじめに、世界保健機関(WHO)で、オンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎにより日常生活が困難になる症状を新たな疾病として定義し、WHOの「国際疾病分類」に加える見通しと明らかにした。

こういう記事を見ると、やっぱりゲームをやらせ過ぎるとヤバイのかしら。。

と思うけど、お酒がコンビニで24時間手軽に買えるけど、アルコール中毒になる人とならない人がいると同じ気もするし、毎日使う駅前にパチンコのお店があるけど、パチンコにはまって日常生活をきたす人と、ほどほどに遊ぶ人、全く遊ばない人がいるのと同じ気もする。

ゲームが悪というわけではない

ゲームのやり過ぎって、本当に悪いのか?
そもそも、やり過ぎってどれくらいのこと?

まだインターネットが普及していない頃は、テレビを見すぎるはダメって言われてたっけ。
昭和な年代の私が中学生時代、親から1ケ月ほどテレビを取り上げられたこともある。
(極端な例だけど。中学時代の私はテレビを見ながら家の家事手伝いをしていたので、テレビがなくなったら全く手伝わなくなり、結果テレビは復活した)。

もっともっと昔は、本を読んでばかりいると、「アイツは本の虫だ」と少し小馬鹿?にされた時代もあるよう。
でも、今では本をたくさん読んでいると言うと、とりあえず偉いねってなる気がする。
(実際は、中途半端な自己啓発本とか芸能人のエッセイみたいなものを読みまくっていても、たくさん本を読んでいる人にはなる)。

eスポーツという言葉もある

今はeスポーツとかいう、ゲームに勝つ事で10億という賞金が稼げる対戦もあるらしい。
2024年のパリで行なわれるオリンピックでは、eスポーツがオリンピック種目にもなるかもしれないという話まである。
(今日、ちちんぷいぷいのテレビでプロゲーマーの特集をやっていたので引用)

※4年に1度開催しているスポーツ国際大会「2022年 アジア競技大会」で、eスポーツが正式にメダル種目に決定したらしい。

「eスポーツ」がメダル種目に 2022年のアジア競技大会

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私の話になるけど、15年ほど前、次の転職先はパソコンのサポートセンターで働くと、当時勤めていた会社の上司に話した時、「パソコン関係なんて、オタクな世界で大変だと思うよ」と、ちょっと引かれたという思い出がある。

今や、ITエンジニアやプログラマーという仕事は男子中学生のなりたい職業のベスト1位というアンケートもあったりで、2位はゲーム・クリエイターらしい。
時代によって本当に価値観は変わる。

時代がどんどん進む中で、「ゲームはばっかりやってちゃダメ!」と言えなくなっている気がする。

とことん自分が好きな事をやる事って、生きる上ですごく大事なはず。

ゲームでいくら勝っても、現実世界が変わらない?

以前、

「ゲームばっかりやっても、現実世界何も変わらないやん」と言って、夫をディスった時があったけど、
「じゃあ、ピアノ練習して弾けて、何か変わる?それと一緒やん」みたいな事を言われて、

いや、全然違うやん!人に聞いてもらって、感動してもらえたら嬉しいやん、みたいな事を思ったけど、あとからちょっと角度を変えて考えたら、

何回もトライエラー繰り返して、ゲームに勝ったり攻略できるってそれはそれで凄い努力。ゲーム好きの仲間を驚かせたり感動?させたりできる、といった意味では似ているのでは?と思うようになった。

とりあえず、頭ごなしで「ゲームなんて・・・」という考えが時代錯誤な気がしてきた。

ゲームって突き詰めると、人と人の戦いで、そのうちAIの技術とか進むと、戦争も生身の人間じゃなくて、バーチャルなゲームになっていくんじゃ?と余談だけど思ったりする(以前テレビでそういう考えの人を見かけた)。

42歳の夫と小ども2人で、本気でスプラトゥーンやったり、話で盛り上がっているのを見ると、ゲームが何も悪いことばっかりじゃないと思うし、何より、私が子どもの頃のゲームとは全然違って、すごい進化していて、そういうのを経験するのも、キャンプ行ったり習い事したりするのと同じで、良い経験なのかもしれないとアラフォーの私は思う。

私は全然ゲームに詳しくないけど、今のゲームって前に進むだけじゃなくて、3D映像?でコントローラーの位置と画面が連動したり、ボタンも何個もあって、すごい頭を使わないと勝てなかったりクリア出来ない。

4歳の子が、いっぱいボタンのあるコントローラーを駆使して、オンラインでゲームをやって勝っているのを見ると、普通に凄っ!と思う。
(私はマリオカートしか出来ないよ)

ゲームを悪と決めつけるのは早すぎる

今各方面で活躍している人で、大人になってもゲームも好きな人って少なくないので(落合陽一氏とか星野源とかイケハヤさんとか。自分が気になる有名人言ってみた)、単なるミーハーな親かもしれないけど、ゲームを頭ごなしでダメ!といったことはこれからは言いたくないと思ったので、この記事を書いてみました。

1つのゲームを作るのに、どんだけの人と最先端技術が関わっているかを少し想像したり、ゲームを作る仕事も立派な職業になっていることを考えたら、ある意味とことん経験させるのは悪いことでは無い気もする。

ただ、親としては、子どもがゲームや動画を見るのことをダラダラ惰性でしているのなら、声をかけたり、時々出かけたり遠くなくても旅行したりして、いろんな経験や価値観があることを自然に身につけてくれたら嬉しいと思う。

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