ペーパードライバーの私が運転の練習して悟った、子供に伝わらない言葉

ペーパードライバー歴が10年を超えて、そろそろ本当に練習しないと一生車に1人では乗れないかもしれないと思い、次男が保育園に通い出したのをきっかけに、送迎ついでに車に乗る練習を少し前から開始しました。

旦那に後部座席に座ってもらい私の運転をその都度指示。

「なんで、そこハンドルちゃんと回さない」
「右折する時、ふくらみすぎるの、なんでなん?」
「また、カーブでふくらんでるで。さっきも言った。なんで(できない)?」

 

ムキーッとなるヒマも余裕もない私(一歩間違ったら死ぬと確信している)は、指示を聞いて気をつけているものの、やっぱり同じことを繰り返しているらしい。
もちろん本人に自覚は無い。

 

毎日、後部座席からの指示を聞きながら、ある日ふと思った。

なんでなんでって、出来へんもんは出来へん。
なんで出来へんかって、わかってたら苦労しない。

なんでって聞くのなら、どうすれば良いかの具体的な指示となぜそうなるかの具体的な原因を教えて欲しい。

 

 

そして、私はピンときた。

長男(小2)に、この「なんで?」という、曖昧な言葉を結構使ってないか?

「なんで、まだ宿題してないの?」
「お風呂に入りー、といったのに、なんでまだ入ってないの?」
「宿題終わったら、机の上片付けって何回も言ってるやろ!(なんでできてない?!)」

 

などなど…。

この「なんで」。
つい言いやすいというか、使いやすいというかめっちゃ使ってる!
でも、よく考えてみると、

「なんで?」って聞いておいて、ちゃんと回答が出来ない質問ばかりじゃないか?

「なんで」そうなるか自分でもわからないのに、「なんで?」と聞かれても何の解決にもならないどころか、なんか腹立つんじゃないか?

 

言う側としては、「こうしたらいけないよ」「こうした方がいいよ」と言っているつもりなんだけど、「なんで」と付けると、責めている風にしか聞こえない。
「なんで」ではなくて、「どうしてそうなるか」、「どうしたらそうならないか」っていうのを考えないと伝わらないじゃないかー!
と車の運転中に悟りましたとさ…。
 

で、私なりに下記のように変換してみた。

「なんで、まだ宿題してないの?」
→→→「ゲームをずっとしていたから、宿題をやっていないんやね。ゲームの時間を決めるか、宿題してからゲームしよう」

「お風呂に入りーといったのに、なんでまだ入ってないの?」
→→→「テレビ良いところやから、お風呂行きそこねてんな。このコーナーが終わったら行くか、録画してお風呂行きや」

「宿題終わったら、机の上片付けって何回も言ってるやろ。(なんでできてない?!)」
→→→「机の上を片付けないと、ごはんの用意が出来ない。ご飯食べるなら片付けて」

 

つまり、現実をそのまま伝えるという事。
相手がなんでそうしないかと責めるんじゃなくて、なんで、そうなっているのかまず考えてみることが第一。

そうすると、言う方も言われる方も誰も腹が立たず、さらには伝わりやすくていいんじゃないかと思った次第です。

スポンサーリンク

気軽にフォローしてください♪