日本のパパの育休推進、年始から水をささされている状況ですが、進んでいるんでしょうか。
下記は、去年6月のデータですが、
厚労省のまとめによると、昨年度に育児休業を取得した女性は86.6%と、前年度より3.6ポイント増えた。男性では2.30%で、前年度から0.27ポイントの微増。政府は男性の育休取得率を20年に13%にする目標を掲げているが、実現は厳しい状況。
参照:http://www.news24.jp/articles/2015/06/26/07302729.html
男性は2.3%。つまり100人に2人以上。50人に1人以上。
え?、本当に100人に2人も取っているのか?
私的にはもっと少ないイメージでした。。育休を取っていたとしても、1週間とかそんなんじゃないだろうか?
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うちの旦那は、次男が生まれる際、育児休業を1ケ月取得しました
本当なら、もう少し長く取りたかったのですが、出産後1ケ月後にどうしても担当しないとならない業務があったとかで、それに合わせて育休を切り上げました。
旦那の当時勤めていた会社は、50人程度のシステム会社。
自由な社風というより、ほとんど社内で開発をするのに、スーツでの出社が決められていて、育休どころか、有給も取れるには取れますが、気を使いながら…といった環境で、まあ、いたって普通の日本の会社なのだと思います。
そんな会社ではじめて育休を取得した旦那は、どうやって会社にかけあったのでしょうか。
一言で言うと、とにかく、「声をあげる」。
育児休業は、男性にも本来取得する権利があります。社風がどうあろうとも、声を上げれば、会社側は考慮しないといけない。
それをうやむやにする会社は、きっと、育休だけじゃなく、今後のいろんなポイントで、うやむやにする会社なのじゃないかと思います。
「育休は取りたいけど、オレがいないと仕事が回らないから」
と言う人がいたら、それはきっと勘違い。
会社は1人で仕事する場所ではなくて、誰かがいなくなっても回る仕組みを作らないといけない。
「他の人でもできるように出来なかったオレ」を披露しているだけじゃないかと思います。
それよりも、あなたの子供が小さいころは一瞬で過ぎるのだから、他の人では代替が効かないパパに手伝ってもらいらいことがこの時期にはいっぱいあるんだよ。
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話を戻して、「声をあげた」旦那は、意外にもすんなり育休を取得できました。
まだ男性の育休取得が当たり前じゃない時代で、男性で育休取得者の前例がなかったその会社で了承して頂けたことは感謝します。
大きな問題もなく取得できたのは最大の要因は、普段から旦那が社内の人と密にコミュニケーションを取っていたことかなと思います。
あとは、育休が開始するであろう期間は、だいたいわかるので、それまでに自分がいなくても仕事が回るようにしておくことではないでしょうか。
男性の育休取得は、どうせ無理だろうなんて思わずに、まずは声あげるべき!
今は少し前と比べて、男性の育休に追い風が吹いている時期だと思います。会社側も簡単にNOとは言えなくなっています。
たしか、育休中はお給料の67%をもらえます。詳細はこちら「育児休業給付金の支給率を引き上げます – 厚生労働省」。
育児に専念して、仕事していないのにこんなにももらえるのか!と、なかなか手厚いなと私は思います。海外はどうなんだろう??
私も長男のときは、2歳前まで育休を取得したので、1歳半まで育休手当を頂くことができました。その頃と今の割合は違うけれど、それでも、ちょっとしたパートに出るよりも手当があってびっくりしたものです。
せっかく、会社員として何年もそこで頑張ってきたんだから、ほんの数ヶ月の育休取得は何も気を揉む事ではないはずです。
胸を張って、育休取得して下さい!
次回は、新生児のころに、育児休業を取得して実際どうだったか?メリット・デメリットをあげてみようと思います。
→会社ではじめて育児休業を取得した旦那の話Part2、パパ育休のメリットデメリットについて