【夫婦で自宅開業】「夫婦で仕事もプライベートも一緒でしんどくない?」の質問に答えてみた

スポンサーリンク

2014年ごろから夫も独立し、夫婦で自宅でWEB制作をし始めて、早いもので今年で4回目の夏を過ごしました。

夫の会社員時代は、平日は子どもが寝るころか寝た後にしか帰ってこなかったあの頃から、もう4年も経過しようとしていると思うと、ほんとに月日が早い。。
週末しか子どもに会えなかった夫が、今では毎日夜ご飯も一緒に食べられるし、息子たちの夏休みには、朝昼晩、家族でご飯が一緒という生活でした(朝ごはん準備は夫担当、昼ごはんは半々くらい)。

平日、ワンオペで家事育児仕事をやっていた時が、もう幻のようですが、しんどすぎたことだけは忘れません(特に私が育休明けで会社員のとき)。

夫婦で自宅開業すると、しんどくないのか?

よく、「夫婦2人で24時間、プライベートも仕事も一緒ってしんどくならない?」

と聞かれることがあります。

私の回答は、「しんどくならない。」
です。
多分、夫も同じ(はず)。

作業する部屋は別々だし、仕事の内容が同じWEB制作といっても、作業は完全に分担されていて、私はデザインや構成を考える仕事で、夫はプログラム、営業、経理など。

もちろん、仕事について、お互い自分の意見を主張を思う存分言うので、キーッとなったりしますが、もしこれを赤の他人とやるとなる方が、精神的に苦しいのは目に見えています。
夫婦2人の分業制だから、何か仕様の変更やちょっとしたトラブルがあったときも、コミュニケーション上のロスタイムが発生しないので迅速に対応できているのだと自負しています。

いつかこのブログにも書いたけど、仕事で一番しんどいなーと思うのって、「自分の思ったことを、言えない」もしくは「言うのに、気を遣う必要がある」ことだと私は思います。

「残業今日はしたくないのに、言えない」とか「それ、さっきと言ってること違う」とか「どう考えても、納期厳しい」とか「それは、あなたの仕事です」とか「有給、なぜ使えないの?」とか、「うち、正真正銘のブラック企業ですよね?」とか。。。

言いたいことが言える、のが最大のメリット

夫が珍しく?「それ、私と同意見だ」と思ったことを最近話したので書いておこう。

「夫婦で一緒にやりたいことをする」のと、「他人と何かやらなければならないことをする」のだったら、
間違いなく「他人と何かやらなければならないことをする方」がしんどい。ということ。

つまり、気を使わなくていい身内と仕事をする方が、会社行って人と仕事をする方が断然大変だということらしい。

確かに、そうだよな。と思いました。

もし、今のWEB制作を、どこかの会社でやらないといけなかったら・・・。
もし、あの時会社を辞めずに、17時ごろまで働いて、子どもお迎えして、そこから家事とかしてたら。。。

もちろん、ほかの人とすることで、また違った見方とか発見はあるだろうけど、間違いなく、コミュニケーションでストレスを感じることはあるだろうし、言いたいことをそのまま言ってしまっては、ギクシャクすることもあるだろう。
間違いなく、時間の融通は圧倒的に効かなくなるし、家族との時間は減ることになるだろう。

フリーランスや独立する人は、そういうのがしんどくて、少し力のある人は、もう会社辞めよう!とかなるのだと思う。

「手伝う」とか「やらされている」だったら、しんどくなる

夫婦で開業されている方の中には、夫がバリバリ働いて、妻が事務作業を「手伝う」とスタンスの人も多いけれど、おそらく、うちが夫婦でやってもしんどくないと思うのは、私が「手伝う」スタンスではなくて、中に入って夫と同レベルで仕事をしている(せざるを得ない)からなのかもしれない。

私の実家の話になるけれど、私の実父は自営業を営んでいて、独立してはじめの数年は、実母が経理をしていた。
でも、事務仕事なんてしたことが無かった実母は、間違いが多かったらしく(多分、実父の教え方も悪かった)、また、実父の仕事の内情とかは全くわからず(伝えられず)、数字だけ扱わないといけないものだから、よく仕事を手伝う、手伝わないで喧嘩をしていた記憶がある。

今私が思うのは、人がしている仕事の数字を計算したりするのって、すごく自分のことからかけ離れていて(自分の家計に関わることだけど)、面白く無かったんだろうなと思ったりするし、「手伝う」というスタンスがそもそも、喧嘩の原因だったりもしたのかもしれない。

—–

と言うわけで、私の場合は、仕事する時間や場所が決まっていたり、人に気を遣いつつせねばならない仕事をするより、夫に言いたいこと言いつつ、自分で「これ、やった方が良い」とか、「やってみたい」と思う仕事をやる方が、しんどくない。

こうやって書くと、すごく好き勝手に適当にやってると思われそうですが、納期はもちろん守るし、言わなかったら楽できるな〜的なことも、お客さん目線でやった方が良いと思うことは、こちらから提案もするし作業もする(当然のことだけど)。
クライアントには、夫にするような言いたい放題みたいなことはもちろんしませんが、言った方が良いと思うことは言います。

AIが発達した将来、「ほかの人の指示でする決まった内容の仕事」なんてなくなる気がします。
人が言われたことをしているだけの仕事って、多分ロボットとかが自動的になんでもやってくれてそう。

何が面白いと思うのか、大人になっても、おばあちゃんになっても忘れないようにすることが大切だよな〜と、子育てしつつ思うアラフォーの私でした。

去年書いた記事。

「だれでもできる仕事」が無くなりつつある時代、専門性のない人はどう身を守ればよいのかを考察してみる

2035年より、もっと早い気がする。
ある一定の人たちは、「会社員」というよりプロジェクトごとで「チーム」で働くことが当たり前になるんじゃないだろうか。

厚生労働省が予測した2035年の日本の働き方。個人(フリーランス)で働くことが一般的になるかもしれない未来

スポンサーリンク

気軽にフォローしてください♪