なんか、タイトルがうさんくさい起業系のメルマガのタイトルみたいですが。。
起業ネタがよく読まれるようなので、書くからにはやっぱり読んでもらって、誰かの役にほんの少しでも立てればと思うので、書いてみます。
夫婦で起業して、コネもなく営業せずもうすぐ3年。
家族4人で生活できている5つの理由をまとめてみました。
理由1.ホームページを開設
なんじゃそりゃ。と言われそうですが。。
ホームページ制作を事業としているので、ホームページを開設しました。
ただ、フリーランスになってすぐに開設したかというとそうではなく、フリーランスになって1年後くらいから少しずつ作成していったという感じです。
時々、フリーランスの方で自分のホームページは持ってないという方がいらっしゃいます。
決まった代理店からのだけの請け負い業務だけだと、確かにホームページは必要ありません。
でも、直接お客様とやりとりするなら、新規で顧客を開拓するには、自分がどんなことができるのか、または何が得意で強みなのか、料金形態も含め紹介するホームページは名刺よりも必須です。
これまでうちに問い合わせ頂いたお客様は、ホームページをじっくり見て頂いているようです。
お客様とのはじめての打ち合わせ前に、うちのホームページを見ていろいろ質問や相談内容を考えておられて、ホームページをちゃんと作ってて良かったな〜と思うと同時に、そろそろリニューアルもしなければと思ったりします。
理由2.まずは地域密着
うちのホームページは「宝塚 ホームページ制作」で1位で引っかかって来ます。
「宝塚」だけでなく、「西宮」「尼崎」「伊丹」等でも上位に引っかかって来ます。
直受けのお客様のほとんどは、検索からうちを見つけて頂き、契約に繋がっています。
正直、地域を限定すると(地域名を入れると)単純に競合が減るので、全うなホームページであれば、あっという間に上位に引っかかります。
地域に密着した事業にしようと思ったのは、独立したきっかけとして、「遠くでなく地元で働きたい」ということもありました。
お客様が困った時、すぐに足を運べる距離、顔が見える距離でお客様を見つけたいと考えたのもあります。
継続的にお仕事を頂いている代理店が関東などにもありますが、顔どころか声さえ聞いたこともないのは今やIT業界のフリーランスでは結構普通だったりします(もっぱらメールかチャットワークで受注から納品、ご請求まで進みます)。
それはそれで、お互いの信頼関係だけで繋がっているのでスゴいと思いますが。。
また、地域限定にするのは、どれだけ仕事の量が多くても、イチ個人が会社もフリーランスの数も圧倒的に多い「大阪」や「東京」のキーワードで戦うのは無理があるからです。
理由3.安く受けない
フリーランスだから、来る仕事は何でもやる!というスタンスもアリだと思いますが、代理店の中にはそれは無理だろう。。といった金額で依頼してくる代理店もあります。
私が1人でフリーランス成り立ての頃は、依頼される仕事は何でも受けようと思っていました。
仕事を振ってもらえるだけで嬉しいと感じたし期待に応えたいと考えました。
でも、それだと、仕事の量が増える一方で、時間に追われることもありました。
独立したての頃は、自分の仕事の対価を自分で決めるのはとても難しいです。
いくつか仕事をこなしていくとおおよその自分なりの対価が決まってきます。
せっかく依頼を仕事してきてくれたのに、お断りするのはとても悩ましいのも事実ですが、こちらが予算内でできることを提案し、それが無理ならお断りします。
もし無理して受注したとしても、制作する中でのちょっとした仕様の変更などに柔軟に対応できる余力がなくなってしまうし、「もっとこうした方が良いのに」、と思いつつ、「予算厳しいので提案できないな」となると、結果的には依頼する側にとってもデメリットしかありません。
理由4.頼まれたことだけをしない。頼まれた事は確実に
これは、上記の「安く受けない」にも繋がるのですが、ホームページやWEBシステムの依頼を受ける際、「こういう感じに作って下さい」とはじめは漠然とイメージを伝えて頂く場合がほとんどです。
お客様とのヒアリングの中で、何を主軸としてどういうものを作るか詰めていき、これまでの経験から提案をしていきます。
本音を言うと、頼まれた内容だけ、決めてくれた文章を当て込むだけだったら作るのはとっても楽です。
そうではなくて、ある程度、キャッチコピーや文章、デザインイメージ、仕様などをこちらから提案させて頂くことがお客様にも喜ばれますし、それを考えるのが私の仕事だと思っています。
ただ、ここで重要なのは、「お客様のセンスややりたい事」が主軸になることを忘れてはいけません。
WEBのプロとして提案するけれど、あくまで、お客様がやりたい事、イメージを具現化する脇役に徹すること大切だと考えています。
理由5.オリジナルを出す
ホームページを作る会社やフリーランスは、星の数ほどあります。
安さで勝負するなら一瞬で負けてしまいます。
例えば、うちが他と比べられてアピールできることを考えると、「SEとデザイナーの夫婦でやっている」ということが一番かと思います。
普通のWEBデザイナーだけではできない、変わったデザイン(コーディング技術が必要になる)や運営者の要望にあったネットショップ、中小規模のWEBシステムの開発も可能です。
それなりに使いやすいようにカスタマイズが必要になると、「デザインはA社」「コーディング/プログラムはB社」、さらに「ディレククションはC社」と分けて発注されることも多いのです。
弊社なら一括でお任せいただけるし(そういったそれなりの会社と同等レベルのものがお安くお受けできる。ただ大規模なものは基本2人なので工数的に対応できません)、なんせ2人とも同じ屋根の下にいるのでコミュニケーションのロスタイムも生じません。
どんな業種もそうだと思いますが、同業者との違いがほんの少しでもあれば、それがきっと強みになると思います。
こうやって上げてみると
…当然のことをやっているだけかもしれません。
これをしたら安定収入間違いない!とい答えは残念ながら見つかるわけもなく、それは資格を取ったら安心とか、大企業に勤めていたら安心と言えないのと同じくらい、人生何がどこでどうなるかわからないくらい、これといった回答は無いのかもしれません。
「こうすれば安泰!」のような技術的なことやハックみたいなことは多分永遠に見つからないと思うし、それぞれの環境ややる仕事によって変わるのだと思います。
ただ、思うのは、「目前の仕事をおろそかにしない!」これに尽きると思います。
「私はこういう事がしたい」「こんな事が出来る」と発信していると、はじめは小さいかもしれませんが必ずチャンスがやってきます。
そのタイミングに、きちんと誠実に対応するのか、「いや〜、まだ私なんて・・・」と、謙虚という名の、面倒くさがりで終わってしまうのか・・・がすごく大きい気がします。
結果は後からついて来る。
結果がついてこないなら、何か方向性が間違っているのか、時代の流れに合ってないのか。
きっと、夫婦でなくても1人で起業したり、何か新たに事業を始められる方も上記5つののことはおのずとされているのではないでしょうか。
今の規模で、うちが安泰かというと、もちろんそれは全く無いので、今後もっと事業を拡大しないといけません。
その時には、人を雇ったり、事務所を借りたり、営業したり、はたまたちょっとホームページ制作やシステム開発とは違った事業をはじめることが必要だと思います。
会社を運営したいか、事業を極めたいか、この辺の岐路が重要な気もします。
商工会議所を利用しよう!
最後にですが、地域密着と言えば、地元の商工会議所に入っていることもとても大きいと思います。
宝塚の商工会議所からお客様をご紹介いただいたことも何度もありました。
会員にならなくても、起業や事業運営の相談はいつでも無料で受けられるので是非地元の商工会議所に足を運ぶことをおすすめします!
(ただ、どんな職場でもそうだと思いますが、担当の方によって、バンバン相談に乗ってくれる人とそうでも無い人もいるかもしれません。。)
良ければ、こちらの記事もどうぞ。
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